コンステレーションの進め方

ファミリー・コンステレーションをファシリテートするには、以下の項目についての知識とスキルが必要です。

  1.   コンステレーションの基本的な流れ
  2.   可能な介入方法
  3.   言葉を使用した働きかけ
  4.   代理人の立ち位置のパターンの解釈
  5.   代理人の姿勢と動きを読み取る
  6.   コンステレーションの展開方法
  7.   フィールドを知覚、感知する方法
  8.   もつれを発見し、何が起きているのかを理解する
  9.   解決をもたらす手順と儀式
  10. 代理人へ適切な指示を与えることと、代理人を過度のリアクションから守ること

コンステレーションは、クライアントから得られた事実に基づく情報と、代理人から得られる情報の両方を基に展開された時にのみ、その力を発揮します。代理人から得られる情報とは、代理人としてコンステレーション内に立って感じた感情や、身体感覚、動き、衝動など、体験していることすべてを指します。

それに対して、ファシリテーターの考えや(証拠、論拠を伴わない)仮説、過去のケースやコンステレーションで経験したことなどを基にワークを進めた場合、コンステレーションは明晰さを失い、それゆえ、クライアントのイシューの背後に存在する具体的な出来事を見つけ出すことがますます難しくなります。

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